Slow Tempo

 

年末、クリスマス！

 

ちょっとキチッとしたリペアを

 

 

 

 

　　　

ガジアーノ…

 

 

 

 

この詰め物があのフマズを…

 

 

 

 

 

 

 

ダシ縫いのピッチの細かさは既製品随一かな

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイ、出来上がり！

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさてガジアーノと言えば細かいディテール

 

 

 

　　　

ちょっと写真じゃエッジが立ち過ぎた感が…

 

 

　　　

そしてコバの仕上げに

 

 

　　　

 

フマズからヒールにかけて…

 

 

初期のモデルと現在のモデルでは工場の変更も有り、

イロイロ違いがありますが、どっちがイイとかはホントないですよ

どちらもイイです

 

 

 

 

さすがに細かい仕様や、材料もイイの使用しましたんで

安くはありませんがガジアーノですからね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バス等々のローファーにある

この作り…

 

 

　　　

 

　　　

 

せめてミッドソールが本物の革だったら…

 

ハァ～、

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイ、出来ました

 

この手の作りのモデルはコバの張り出しのバランスや

二度縫ったりと意外と大変…

 

 

　　　

色んな呼び名のあるこの製法…

完全な答えもナイこの修理…

 

こういうの簡単って言ってる人に限って、大体ダサい修理してる…

 

意外とムズイよ～

 

 

ふぅ～、です…

 

 

 

 

 

 

 

 

比較的リーズナブルでしかもタフさと上品さを

持ち合わせてる

 

パラブーツ

 

 

 

何よりもパラテックス配合のソールがウリ

 

大変柔らかく、対摩耗性も良くナカナカ減りません

 

 

 

 

 

　　　

 

普通グッドイヤーの靴ならコルクが詰めてある部分も本底がまかなってる為、

あの独特な履き心地が生まれているんです

 

 

 

 

 

でも…、

 

 

意外と深い切り込み入りの詰め物になる為、底自体はブロックパターンが

減った時点でもう残りわずかです

 

 

こちらのモデルはコルクを詰めた後、定番のリジウェイに交換しました

リジウェイの方が削れやすいんですが、純正の様にかさ上げ状態ではナイので

トータルでは圧倒的に持ちがいいでしょう

 

ただし、ちょっと重くなりますし、履き心地は変わります

イロイロ検討しましょー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メンズは初めて見ました…

 

　　　

 

バックルの大きさがカジュアルでイイですね

 

 

 

 

ただカジュアルシューズによく使われるのが

このクレープソール（生ゴム）

 

この材料も経年劣化があるんですよね

そして熱にも、まぁ弱い…

 

オールソールです

 

 

 

 

 

 

 

 

　　　

 

ハイ、出来ました

 

 

 

 

 

ビブラム　ガムライトでのオールソール

 

 

履き心地もクレープに負けませんし、何より軽くて、経年劣化も起きづらく、

大変いいソールです

 

 

ヒールの交換が出来るタイプのソールではありませんが、滅多に履かないらしいので

これで十分です

 

いい選択だと思います